エクステンションプログラム

Extension program

  1. ホーム
  2. エクステンションプログラム

筑波大学エクステンションプログラムとは

筑波大学は、知の全ての分野において幅広い教育研究活動を展開する研究大学型総合大学として、自然と人間、社会と文化に係る幅広い学問分野において、深い専門性を追求すると同時に、既存の学問分野の垣根を越えた協働を必要とする領域の開拓に積極的に取り組み、国際的に卓越した教育や研究を実現することを目指しています。

このエクステンションプログラムは、こうした社会貢献の1つの形として、本学の高度で先駆的な研究・教育分野から得られた成果をいち早く社会に還元し、皆様に見える形でお届けすることを目的としています。他に例を見ない学際的な融合により、火花を散らしながら生み出された最先端の学問を、それを基盤とした社会還元を目的としたプログラムを通じて、直接感じていただければ幸いです。

プログラム設置の背景と目的

人生100年時代を迎えて、我が国においても個人のみならず、組織、地域(まち)、そして国全体としてライフコースの見直しを検討する必要に迫られています。そして、Covid19感染症の感染拡大への対応だけでなく、超高齢社会、人口減少、男女共同参画、ダイバーシティあるいはSDGsなど国内外の様々な課題や潮流に対して、いかに取り組んでいくべきか、その方向性を明確に定められる課題解決力の高いイノベーターの育成が求められています。しかしながら、我が国の企業、団体または自治体において、そのような人材が要所に揃っているかというとそうとは言えないのが現状です。そこで、筑波大学東京キャンパスではリカレント教育を20年近くおこなってきた実績と指定国立大学法人※1としての強みを活かして、地球的課題を解決する能力を養うことを目的としたエクステンションプログラムを設置するに至りました。

社会的課題あるいは地球的課題を解決する上で、筑波大学では早くからスポーツとウエルネスに着目し、それらを融合したスポーツウエルネスの研究を推進してきました。特に人生100年時代にあっても、そこに暮らすことで健やかかつ幸せになれる「まちづくり」においてスポーツウエルネスが大きな役割を果たすことを科学的エビデンスとともに社会へ提示し、政策提言につなげてきました。このようなスポーツウエルネスを通したイノベーションは、より一層スポーツとウエルネスが一つになる力の大きさの可能性を示す兆しとなったと考えられます。

本プログラムは、筑波大学が有する最先端分野の実践知と経験知を活かし、スポーツウエルネスの持つ無限の力の可能性について、現代のパイオニアを走り続ける講師とともに追求し、社会的・地球的課題に対する解決力の高いイノベーターの創成を目的として提供します。

受講生の声