第6回「健幸まちづくりとモビリティハブを考える研究会」開催

お知らせ

掲載日: 2026/04/22

2026年4月22日(水)に、筑波大学東京キャンパスおよびオンラインにて「第6回 健幸まちづくりとモビリティハブを考える研究会」を開催いたしました。

単なる移動の確保にとどまらず、交通結節点を「人々が集い交流する拠点(モビリティハブ)」に転換して健康寿命の延伸を目指す本研究会。半年間の集大成となる第6回は、これまでの検討成果を凝縮した「中間取りまとめ案」の提示と、今後の社会実装に向けた熱い議論が展開されました。

前半は、座長より「中間取りまとめ案」が解説されました。社会的孤立の防止や公共交通の需要創出など「期待される5つの効果」が整理されたほか、今後は大阪府和泉市、千葉県白子町等での実証実験の検証方針や、設計・運用ガイドラインの策定を進めていくロードマップが示されました。

後半の総合ディスカッションでは、首長、有識者、国土交通省のオブザーバーを交えた白熱した意見交換が行われました。首長からは、自治体の枠を越えた広域的な交通政策(都市交通圏)の制度設計や、官民連携による柔軟なハブ設置が要望されました。

また有識者からは、移動・健康への投資を日本の「成長戦略」と捉える視点、ハブの快適性を高めて「乗り換え抵抗」を軽減する実証、孤立を防ぐ「居場所」としてのコミュニティ設計や自律的運営が提唱され、国交省からは本取り組みへの心強い伴走姿勢が示されました。

全6回にわたる研究会を通じ、単なる乗り継ぎ地点を超えた「日本版モビリティハブ」の実装という、研究会の名にふさわしい議論がなされて閉会となりました。