【2024年度:第7回】事例検討セミナー「SWC実事例から課題の視点と解決の実際を学ぶ」

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◆筑波大学エクステンションプログラム「スマートウエルネスシティ アカデミー」◆
スマートウェルネスシティシティ アカデミーのインプットセッションは、基礎セミナー、事例検討セミナー、インスピレーションセミナーで構成されます。

 

■事例検討セミナー「SWC実事例から課題の視点と解決の実際を学ぶ」

事例検討セミナーは、スマートウエルネスシティを目指す上で障壁となる社会課題に対し、解決に向けて挑んだ実事例を、まちづくりやDX 等の現場での経験が豊富な講師陣の講話から感知し、複眼的かつ近未来的な視点で事象をとらえ、戦略的に課題解決を導くことの重要性を学びます。

 

11月6日(水)

 

人口減少に立ち向かう基盤戦略としてのウオーカブルなまちづくり
— 多様性と寛容性 強弱様々な紐帯(つながり)―

筑波大学SWC政策開発研究センターアドバイザー 青木由行先生

ウオーカブルなまちづくりの先駆者である青木先生。数多くの事例とともに多様な人々のつながりを生み出す大切さや人間の普遍性を踏まえた空間づくりなど、ウオーカブルなまちづくりのポイントについて体系的に学ぶことができました。

 

 

11月21日(木)

 

企業におけるスポーツマーケティング
― TOKYO2020オリンピック・パラリンピックを通じて見えた事、感じた事 ―

筑波大学SWC政策開発研究センターアドバイザー 松下直樹先生

日本のスポーツマーケティングの現状と課題からはじまり、コロナ禍で開催されたTOKYO2020大会の功罪、商業主義化されたオリンピックの企業からみた価値など、スポーツ系企業の第一線で活躍されてきた松下先生だから知るエピソード等を踏まえてお聞きすることができました。

 

 

12月5日(木)

 

スポーツと街づくり ― グランドデザインの観点から ―

東京マラソン財団 理事長 早野忠昭先生

東京マラソンを作り上げられた早野先生。東京の強みを存分に生かした東京マラソンのしかけを紐解きながら、PRやブランディングの大切さ、その地域だからこそできること(オリジナリティ)を持つ意味などについて学び、受講生は韮崎市について思料しました。

 

 

12月12日(木)

 

スポーツ環境デザインと地方創生 ― 官民連携によるマネジメント ―

筑波大学国際産学連携本部 客員准教授 松田裕雄先生

「いまなぜ地方創生なのか?」「まちづくりとは何か?」受講生の頭をフル回転させ、受講生の考えや答えを導きながら講義が進められました。手段と目的を明確に、今一度、韮崎市が何を困っているのか、何が課題なのかシンプルに考え、自分たちなりの哲学をもって人のにおいのする提案をすることなど、松田先生の一つ一つの言葉が受講生の胸に深く刻まれました。