エクステンションプログラム
Extension program
◆筑波大学エクステンションプログラム「スマートウエルネスシティ アカデミー」◆
インスピレーションセミナー「最先端をゆくパイオニアからブレークスルーの起点を得る」
スマートウェルネスシティシティ アカデミーのインプットセッションは、基礎セミナー、事例検討セミナー、インスピレーションセミナーで構成されます。
インスピレーションセミナーは、最先端をゆくパイオニアからブレークスルーの起点を得ることを目的とし、従来の常識や前提を超えて発想する能力、新しい価値を創出する能力を高めるきっかけとします。
1月11日(木)プログラム
- ■多様な身体性を構成するためのテクノロジーとコミュニティ■ 筑波大学図書館情報メディア系准教授・デジタルネイチャー開発研究センター長 落合陽一 先生
- 「人間は猿からの進化か、コンピューターか」の問いから始まった御講義。ふだん考えたことや見たことのない世界観に、受講生は魅了されました。実際にChat GPTを用いたり、映像を示したりしながら、AI技術のすばらしさと可能性、まるで人間のような微細な動きが可能となったロボット技術と更なる発展について説かれました。
- これまでの科学技術の発展に貢献した先人たちの教えを胸に、私たちが、この技術をどのように活用し、発展させていくべきか、人と科学技術について深く考える時間でした。
1月20日(土)プログラム
- ■スポーツで考える日本の未来―多様な人材が必要な理由―■ 筑波大学体育系教授 山口香 先生
- 女子柔道界を切り開き、輝かしい功績を残されてきた先生の背景には、今よりも過酷な男性優位の社会の中で、想像もつかないような数々の御苦労があったと想いを寄せた受講生たち。スポーツは社会の縮図。我が国のジェンダーギャップ指数の低さを目の当たりにしながら、具体的な事例とともに、社会における平等、公平、公正について学びました。
- 自分では当たり前だと思っていたことが、実は「特権」であることに気づかされ、その特権を誰かのために活かす大切さに共感。先生の巧みな話術で、笑いと感動に包まれながら、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)の本質を理解し、明るい日本の未来に向けて私たち一人一人が意識改革することを心に刻みました。