【2023年度:第5回】事例検討セミナー「SWC実事例から課題の視点と解決の実際を学ぶ」 (2)

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◆筑波大学エクステンションプログラム「スマートウエルネスシティ アカデミー」◆

事例検討セミナー「SWC実事例から課題の視点と解決の実際を学ぶ」 (2)

スマートウェルネスシティシティ アカデミーのインプットセッションは、基礎セミナー、事例検討セミナー、インスピレーションセミナーで構成されます。

事例検討セミナーは、スマートウエルネスシティを目指す上で障壁となる社会課題に対し、解決に向けて挑んだ実事例を、まちづくりやDX 等の現場での経験が豊富な講師陣の講話から感知し、複眼的かつ近未来的な視点で事象をとらえ、戦略的に課題解決を導くことの重要性を学びます。

 

【11月16日(木)プログラム】

  • ■地域再生のための次世代型「まちづくり」の社会実装はどのようにして実現されたか■ 筑波大学スマートウエルネスシティ政策開発研究センター アドバイザー/大和ハウス工業(株)常務理事 神田昌幸 先生
  • 東京2020大会での交通マネジメントや、富山市でのコンパクトなまちづくりで、実際に取り組まれたことについて、一つ一つ丁寧に、具体的に話がされました。その前例のないことへの挑戦は、まさに“イノベーション”を起こすこと。
  • 受講生たちは、語られた事例を職場での業務や、本アカデミーのフィールドワーク先である韮崎市への提案への生かし方について、考えを巡らせていました。

【11月23日(木)プログラム】

  • ■医療を中心とした「まちづくり」の社会実装はどのようにして実現されたか■ 医療法人博仁会理事長 鈴木邦彦 先生
  • 超高齢社会における医療と介護の役割の変化、地域共生社会を実現するための医療、地域包括ケアシステム等について説きながら、実際に取り組まれた茨城県常陸大宮市での医療を中心としたまちづくりについて紹介されました。
  • 特に、地域活性化プロジェクトの「フロイデDAN」の取組は、多くの受講生が感銘を受けていました。地域人材の発掘と巻き込み、ネットワーク形成等まちづくりに生かすことできる知見が詰まっていました。

※フロイデDAN:医療介護福祉の視点からのまちづくりとして、地域住民の健康増進、医療、介護の啓発に関すること、地域住民のコミュニティ形成に向けた活動、社会参加の機会創出を目的として、医療法人博仁会の従業員主導で結成された市民団体。