エクステンションプログラム
Extension program
◆筑波大学エクステンションプログラム「スマートウエルネスシティ アカデミー」◆
基礎セミナー「社会課題解決に不可欠な基礎能力を身につける」
スマートウェルネスシティシティ アカデミーのインプットセッションは、基礎セミナー、事例検討セミナー、インスピレーションセミナーで構成されます。なかでも、基礎セミナーは、社会課題に不可欠な基礎能力を身に着けることを目的としています。
10月27日(金)プログラム
- ■社会課題解決へ求められるマーケティングとはー地球環境問題を中心にー■ 筑波大学副学長 ビジネスサイエンス系教授 西尾チヅル 先生
- 幾つかのマーケティング手法を組み合わせ、全体としてマーケティングの効果を高めるホリスティックマーケティングや、廃棄を最小限にし、資源を循環させる経済の仕組みであるサーキュラーエコノミー等について、身近な例を用いて、受講生に考えさせながら講義は進められました。
- ブランド価値や市場の受容性を高めるためのストーリーをどうつくるか、参加したくなる(行動変容する)仕組みをどうつくるかなど、物事を考える本質を学んだという受講生の声が多くありました。
10月28日(土)プログラム①
- ■シーズと関連性から政策立案と事業への展開ー具体的な事例で考えるー■ 筑波大学スマートウエルネスシティ政策開発研究センター客員教授 荒井広幸 先生
- 助け合いや思いやりの精神から始まり、先手を打つためのシーズ、官福連携、実際に講じた政策の裏話など、なかなか耳にすることのできない様々な事例とともに、リズミカルに話が展開されました。
- 故井上ひさし氏の著書を引用しながら、過去に学ぶ姿勢や恩送りなどについても訓話されました。
- スマートウエルネスシティは単なるまちづくりではなく新しい社会づくりであることを、受講生は思慮を深めました。
10月28日(土)プログラム②
- ■人と人との関係から社会課題解決に取り組むAI技術■ 筑波大学 ビジネスサイエンス系教授 倉橋節也 先生
- 人と人とのつながりの方向性や距離を分析して、数値や図式を用いて可視化させることに多くの受講生が感銘を受けました。社会学を数学で解いているようと表現した受講生もいました。
- 組織のパフォーマンスに影響を与える組織内外のネットワークの効果検証方法や特徴などを学び、受講生自らが所属する組織について考えを巡らせました。