【2023年度:第4回】事例検討セミナー「SWC実事例から課題の視点と解決の実際を学ぶ」 (1)

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◆筑波大学エクステンションプログラム「スマートウエルネスシティ アカデミー」◆

事例検討セミナー「SWC実事例から課題の視点と解決の実際を学ぶ」 (1)

スマートウエルネスシティシティ アカデミーのインプットセッションは、「基礎セミナー」「事例検討セミナー」「インスピレーションセミナー」で構成されます。

「事例検討セミナー」は、スマートウエルネスシティを目指す上で障壁となる社会課題に対し、解決に向けて挑んだ実事例を、まちづくりやDX 等の現場での経験が豊富な講師陣の講話から感知し、複眼的かつ近未来的な視点で事象をとらえ、戦略的に課題解決を導くことの重要性を学びます。

 

11月2日(木)プログラム

  • ■人口減少に立ち向かう基盤戦略としてのウォーカブルなまちづくり■ 筑波大学スマートウエルネスシティ政策開発研究センター アドバイザー/(一財)不動産適正取引推進機構 理事長 青木由行 先生
  • ウォーカブルなまちとは、居心地がよく歩きたくなるまちなかであり、単に歩いて暮らせるまちづくりではないことについて講話されました。
  • そのポイントとして挙げられた、人間の普遍的特性を意識することの重要性について、心を打たれた受講生が多くいました。例えば、歩く時の速度や目線、変化のない景色により歩く意欲を失う距離、目的なく歩行できる距離、人は人がいるところや隅や端を好む等の特性といった点です。
  • そして、『人を集め、つなげる「ベンチと芝生」には、まちを変える力がある。』のメッセージに含まれる意味について、国内外の様々な事例を写真とともに挙げながら説かれると、受講生は得心していました。

11月9日(木)プログラム

  • ■スポーツ環境デザインと地方創生―官民連携によるマネジメント―■ 筑波大学国際産学連携本部客員准教授/(株)Waisportsジャパン代表取締役/スポーツによる地方創生産学官連携プラットフォームコーディネーター 松田裕雄 先生
  • 講義は、「いま、なぜ地方創生?」「地方創生に必要なことって何なのか?」という問から始まりました。
  • 人口減少、少子高齢化等、通り一遍の答えではなく、「本気で地域のことを考えているか」の先生の訴えに、受講生一同がハッとしました。
  • 「聞き方を変えると、違うものが生まれる。」、「世の中の当たり前を、角度を変えてみることから地方創生が始まる。」など、先生の数々の名言とともに、次から次へと出される事例に、受講生は魅了されました。